採卵鶏が必要とする餌の解説【こっこの輪ver】2025年12月

養鶏

こんにちは。こっこの輪のロクです。
今日は、こっこの輪の鶏たちが食べているご飯について解説していこうとおもいます。

  1. 鶏に必要な栄養素
  2. こっこの輪のごはん
  3. 現在の産卵はどうなのか(2025年)
  4. 改良・改善策

採卵鶏に必要なカロリー&栄養素

まず最初に大事なのが、カロリー(エネルギー)です。
採卵鶏は、
1羽あたり1日 約300〜340kcal のエネルギーを必要とします。

このカロリーで

  • 体を維持する
  • 動く
  • そして卵を1個つくる

この全部をまかなっています。
※家禽栄養の基準(日本標準飼料基準より)

こっこさんたちのご飯ですが、多くの飼料は2800kcl/kgです。
1gあたり2.8キロカロリー
必要なカロリーは300キロカロリーですので、おおよそ1日に120gのご飯を
こっこさんたちは食べるということになります。

こっこの輪のこっこ達のご飯

では実際にこっこさん達のご飯について紹介していきます。

玄米

こっこの輪ではトウモロコシではなく玄米を利用しています。
1羽あたりの玄米は50g~60gです。
【カロリー】
50g × 3.5kcal
約175kcal
【タンパク質】
玄米の粗タンパク質は
約6〜7%
なので、3.5g
【脂質】
玄米の脂質は
約2〜3%
50g × 2.5%(中間値)
約1.2g

玄米が主要エネルギーとなります!

ビール麦芽と米糠

ビール麦芽30g

ビール麦芽は30g入れていますので
栄養素はこんな感じ
・エネルギー
65〜70kcal

・タンパク質
7.0〜7.5g
(粗タンパク質 約23〜25%)

・脂質
1.2〜1.8g
(粗脂肪 約4〜6%)

・ビタミン的なもの
ビタミンB群が中心
B1・B2・B6・ナイアシンなどを 微量ずつ 含む

米糠30g

・エネルギー
45〜50kcal

・タンパク質
3.0〜3.5g
(粗タンパク質 約12〜14%)

・脂質
4.5〜5.0g
(粗脂肪 約18〜20%)

・ビタミン的なもの
ビタミンB群が中心
B1・B2・ナイアシンなどを 微量ずつ 含む

ここまでで、
・エネルギー
玄米50g: 約175kcal
ビール麦芽30g: 約65〜70kcal
米ぬか30g: 約54〜60kcal
合計:約294〜305kcal

・タンパク質
玄米50g: 約3.5g
ビール麦芽30g: 約7.0〜7.5g
米ぬか30g: 約3.5〜4.0g
合計:約14.0〜15.0g

・脂質
玄米50g: 約1.0〜1.5g
ビール麦芽30g: 約1.2〜1.8g
米ぬか30g: 約5.5〜6.0g
合計:約7.7〜9.3g

ここまでで、
玄米・ビール麦芽・米ぬかによって、
採卵鶏に必要な エネルギーの大部分 は確保できました。

一方で、
タンパク質はまだ目標量に届かず、
カルシウムに関しては、
卵殻をつくるには明らかに不足しています。

そこで最後に考えるのが、
魚粉とカルシウム源をどう足すか、です。

魚粉(かつお節粉)

魚粉を入れることで、卵にコクを与える一方卵に臭みが出てしまう可能性があり、利用では注意が必要です。

こっこの輪では「純国産魚粉」に特化した有限会社陽商店さんの鰹節粉を利用しています。
ここの鰹節粉は酸化防腐剤や添加物は一切利用しておらず、人も食べれる鰹節粉です。(※食べていいかは知りません笑)

・エネルギー:約13.1kcal(327kcal/100g × 4g)
・タンパク質:約3.03g(75.7g/100g × 4g)
・脂質:約0.13g(3.2g/100g × 4g)
・カルシウム:約0.001g(=1.1mg)(28mg/100g × 4g)

牡蠣殻

産卵鶏が1日に必要なカルシウム量が約4gなので大体10g程度を牡蠣殻を追加しています。
こっこ達は足りなくなると殻が薄くなったり、割れたり。。。
あとは自身の骨身を削ってしまうということも聞いたことがあります。
ので牡蠣殻は切らさず入れています。

その他(きのこの菌床・フルーツ・出汁がら・緑餌)

発酵の素となる、きのこの菌床や地域の方からいただくフルーツ・出汁がら・くさや野菜を食べて補っています。

成分表

栄養素含有量採卵鶏の目安評価
エネルギー約290〜310 kcal300〜340 kcal◯(自然寄り)
タンパク質約18〜19 g約19 g
脂質約8〜9 g規定なし(適量)
カルシウム約3.8 g約4.0 g
リン中程度(ぬか・麦芽由来)Caとバランス重要
食物繊維多め腸内環境に必要

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