ミツバチは羽化してから40日ほどで寿命を迎えます。(冬季は除く)
ミツバチの障害は1日として休むことはなく、24時間のブラック企業です。
今回はミツバチ(働き蜂)の一生について、お話しできればと思います。
働きバチの仕事
生まれてから
まず、卵〜蛹までは21日かかります。その間最初はローヤルゼリーを与えられ、次第に花粉と蜂蜜になっていきます。やっと羽化できたらすぐに自身が入っていた巣房の掃除です。クズなどを口でくわえ、外のゴミ捨て係に引き渡します。(外までは出しません)
育児
3日〜10日は幼虫にローヤルゼリーを出したり、(若い働き蜂しかローヤルゼリーは出しません)
女王にローヤルゼリーを提供します。
巣作り
10日〜20日は巣作りです。
六角形の巣は実は円状に作り、互いの張力によって六角形になっているとされています。
ロウは働き蜂の腹にあるロウ腺から出され、まとめて利用されます。


絵心がなく、チャッピーに手伝ってもらいました。概ね間違いはありません。(ロウ腺以外は誤字ありますので参照なさらず)
このロウを集めたのが蜜蝋となります。
蜜と花粉の貯蔵
まだ外には行けません。
外役から入口で受け取った蜜を口渡しで受け取り、巣房の貯蔵を行います。
門番
外役になるまで巣の前でアリや、その他侵入者に対して警戒を行い巣を守ります。
私たち養蜂場でいたカブトムシVSミツバチの攻防です。⇩
外勤バチ
その後20日〜死ぬまでは役3キロ半径を飛び回り1日何往復も行い密や花粉集めを行います。
ここまでは定説
2025年出版のラース・チットカ『ハチは心を持っている』では以下のことが書かれています。
社会性ハナバチの世界では、人の社会と同様に、「職業」の選択、もしくは特定の仕事をこなす能力は、感覚閾値、「才能」、生来の職業適性といった生得的傾向だけで決まるわけではない。それは経験の積み重ねによるスキル向上の結果でもある。
未経験のアリたちに繰り返し食糧探索を行わせたのだが、実験者がしくんで一部の個体には食料が全く見つからないようにしておいた。すると、そのようなアリたちは。次第に食料を探そうとしなくなり、結局、ほとんど巣から出なくなって、幼虫の世話係になった。一方。食糧探しに成功した(遺伝的に同一の)アリたちは巣の外で採餌活動を続けた。
正確にはアリはクローン(同一遺伝子)であり、ハチは同一ではないので正確には言えないですが、もしかしたら近しいものがあるのかもしれません。
つまり定説ではミツバチたちは日齢によってとありますが、これは一例で
ミツバチの経験(成功や失敗)ではもしかしたら子育てに戻る可能性もあるということですよね。
